【OTC問題】瀧澤龍哉氏の反論に答える

OTC問題について瀧澤龍哉氏の反論

本HPでは、仮想通貨NXDに関して得た以下の情報をリークして公開した。

1. NXDは上場当初に大口投資家を対象としたOTC(運営による直売)代理店が存在し、OTC購入組がOTCではなく板で売却していたためこれが大きな売り圧を産む原因となっていた。
その一方で、NXDのステーキングサービス「NexFi」の宣伝が公然と行われ、その顧客はOTC組による売り圧について説明を受けていなかったため、ステーキング期間中にNXDの暴落に巻き込まれて大きな損失を被った。
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2. OTCに参加した顧客のコミュニティは現在でも白澤慶幸氏が仕切る形でネット上に存在しており、7月1日、このグループのメンバーだけを対象にしたAMAが秘密裏に開催された。
その中で瀧澤龍哉氏より、このグループのメンバーだけの特権としてNXDの保有量に応じて新NXD(NXD DAO)が元本分配布されることが約束された。
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以上の情報公開に対して瀧澤龍哉氏とその取り巻きの人々から反論があったので、ここではその内容をまとめる。


本HPからの問題提起

最も大きな問題はOTCそのものではなく、大口がOTCで割引価格で購入し取引所の板で売却していたことである。

板で売る限り、OTCで買ったからといって全員利益を出せるということは当然にありえない。
完全なOTCではなく投資家が買う時だけのOTCであり、販売者である運営と白澤慶幸氏など初期参入者だけが儲かるOTCだったことが問題なのだ。

(転記元)

瀧澤:NXD購入者の皆さんには、新しいNXD(NXD DAO)を元本分配布しようと思っています。これをビットスミス内でレンディングするとFEEDが受け取れます。

質問者:今おっしゃった元本分の新NXDを配るのは、白澤さんのグループから直買の方でいいですよね。

瀧澤:そうです。新NXDを元本分配るというのはグループ直買の方だけになると思います。

(2023.7.1 白澤グループ極秘AMA)

質問者:SEPは後に大きな価値になると期待しても良いでしょうか。

瀧澤:いやもう期待しないでください。SEPは僕らからすればマイナスでしかないので、そんなに価値が付くようなものを渡したりすることはありません。
ただ、このグループ限定で、元本分を何か対処するというのはしっかり考えていきます。

(2023.7.1 白澤グループ極秘AMA)

反論1

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jyoji

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(Telegram 2023.7.30)

「これはGXDの話だろう」(TJay)

TJay(瀧澤龍哉)によるこの発言に関して言えば、当方はこのAMAの音声録音を何度も聞き直して確認したが、旧NXDと新NXD(NXD DAO)の話で間違いない。
ただ、GXDとは簡単に言うとNXD DAOの旧名であるのであまり大きな問題ではない。なぜ彼が問題にするのか分からない。

考察すべきは瀧澤氏とJyoji氏とRF氏が口裏を合わせた以下の発言である。
Jyoji氏とRF氏はNXDをOTCで購入した顧客である。


「OTCをしていた人たちはみんな、市場で売らずにステーキングに参加して今でもずっと持ち続けている人たちなんだよ」(TJay)
「OTCはステーキングする約束で購入しています」(Jyoji)
「すぐには売らない、売れない約束でOTCしているので普通に市場で買うのと条件が違います」(RF)

これらは全くの嘘である。ことにJyoji氏は作り話が上手かった。

当方が接触している内部告発者からの情報によると、OTCでの購入者がステーキングをするかしないかは任意であり、ステーキングの義務は一切課せられていなかったという。

では、なぜ彼らが口裏を合わせることが出来たのかというと、白澤氏が仕切っているOTC組の秘密のコミュニティがまだネット上に存在しており、裏で瀧澤氏がメンバーに対して指示を出しながら上記テレグラムに参加していたからである。


「OTCをしてた時期は価格が右肩下がりになってきた時期なので購入から配布までのタイムラグにより一時的な利益すら出てません」(Jyoji)

おそらく、Jyoji氏とRF氏はかなり遅い時期のOTC参入者で、結果として損失を被っているのだろう。

しかし、内部告発者からの情報によると、NXDのOTCは「NexFi」がリリースされる以前、すなわちNXDの価格が右肩上がりで上昇していた時期からスタートしており、その当時にOTCに参加した人たちは何回転もさせて儲けていたそうである。

いや、実はOTCは上場前から存在していたのだ。そのことは以前に瀧澤氏自身が発言していた。
その情報は以前にこちらのページでシェアした。
嘘をつくとこのように辻褄が合わなくなる。

OTCの当初はドバイ在住の瀧澤氏の知人からスタートし、ドバイ在住者を中心に複数のOTC代理店が誕生するに至った。
このことは以前にこちらのページで説明した。

代理店をしていた人たちと、初期にOTCに参入した人たち(ほとんどはドバイ在住者)がNXDの真の大口ホルダーであり、OTCの旨味を味わった人たちである。
そして、彼らこそが後にNXDを板で売却してNXDの下降トレンドを作り出した人たちである。

それよりも遅い時期、すなわちNXDの価格上昇が止まった時期にOTCでNXDを購入し、自分の意思でNexFiに参加した人たち(ほとんどは日本在住者)は、他のNexFi参加者と同様に暴落に巻き込まれた被害者であると言って良い。

しかし、彼らの多くが未だに被害者側の立場で発言などをしていない理由は、瀧澤氏からOTC組だけの特権が与えられているからである。
NexFiの被害者でありながらNXDプロジェクトの特権階級であるという微妙な立場にいる人たちなのだ。

反論 2

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(Telegram 2023.7.30)

自分が「このグループ限定で、新しいNXD(NXD DAO)を元本分配布する」と発言したのは、「皆さんが元本分の回収が出来るまで、レンディング報酬の支払いを頑張ります」という意味だったというのだろうか。

当方はこのAMAの音声録音を何度も聞き直してみたが、そのようには受け取れなかった。

ただ、彼の反論が正しいと仮定してみよう。

「このグループ(白澤氏が仕切るOTC購入者グループ)限定で元本分の回収が出来るまでレンディング報酬の支払いを頑張ります。それ以外の者にはNexFiでいくら損を出していようが、いくらレンディングをしようが報酬は大して支払いません」というおかしな意味になってしまう。

解釈はどちらでもいいのだが、いずれにしても大問題である。

(2023.7.31)



NXD投資詐欺事件全体の具体的な内容はこちらにまとめてあります。

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