瀧澤氏が仮想通貨レンディングサービスを発表

レンディングサービスの矛盾点を指摘します

仮想通貨のレンディングとは、保有している仮想通貨を第三者に貸し付けることで、貸借料を得られる仕組みのことです。
銀行預金に似ています。
ここでは、瀧澤龍哉氏が発表したレンディングサービスについて情報をまとめます。

GUSDについては、瀧澤氏は自分が発行している通貨ではないと発言していますが、それが嘘であるという根拠はこちらのページで説明されています。


レンディング内容の告知 (Telegram 2023.7.10)

レンディング項目


レンディングにおいて、借り手はそれを何に使用するのでしょうか?

【ChatGPTの回答 】

仮想通貨のレンディングにおいて、借り手が借りた仮想通貨をどのように使用するかは、個々の目的や状況により異なります。以下に一般的な使用方法のいくつかを挙げますが、これに限定されるものではありません。

トレーディング: 借りた仮想通貨を取引に使用することがあります。借り手は市場の価格変動による利益を狙ったトレードを行うことがあります。また、借りた仮想通貨を他の通貨や資産に交換することもあります。

投資: 借り手は借りた仮想通貨を新しいプロジェクトやICO(Initial Coin Offering)などの投資機会に使用することがあります。彼らは将来の成長や利益を期待して、仮想通貨を特定のプロジェクトに投資することがあります。

ヘッジ: 仮想通貨市場の価格変動に対するリスクヘッジとして、借り手は借りた仮想通貨を保有することがあります。彼らは自身のポートフォリオを保護するために、一時的に仮想通貨を借りることがあります。

考察

一般的にロック期間無しのレンディングは存在します。それは銀行でいう普通預金に該当します。

ただしロック期間無しの場合は低金利になるのが普通なのですが、瀧澤氏の手掛けるレンディング事業ではかなり高い金利を支払うようです。
運営が自社発行のトークンを私たちから借りて、それを何に運用して金利の支払い原資とするのかが不明です。

GUSDのレンディングは金利がUSDTで支払われるとあり、しかもその年利は12%と高額です。
USDTは仮想通貨業界で地位を確立している有名なステーブルコインであり、GUSDで支払うのとは訳が違います。

運営がGUSDの売上利益の中からUSDTを購入し、それをレンディングの金利として配っていく方法しか考えられませんね。
GUSDは自前の通貨なので発行に必要な元手資金はほぼゼロ。GUSDを売れば殆ど利益になります。
レンディングの金利が年12%だとすれば、単純計算で8年ぐらい支払い続ければ資金が枯渇する計算になるので、その前にサービスを終了させるのでしょう。
それにしても、ヘビが自分のシッポを食うようなレンディングサービスをやるメリットとは何でしょうか?

ここで思い出されるのが、2022年組の投資家たちが騙されたパターンです。

NXDを取引所で買ってステーキングをすればUSDTで報酬を配ると発表され、それが評判になってNXD(旧NXD)のホルダーが増えました。
しかし、報酬をUSDTで受け取ることが出来たのは最初の1回のみで、以降はNXDプロジェクトが発行する新トークンを配るという話に代わり、結果としてLydiaという売ることの出来ない無価値な仮想通貨が配られました。

また、その間に投資家が原資として預けていたNXDは、OTC組の売り圧や瀧澤氏による「NXDは上場廃止します」という発言などが原因となり、最高値から1/1000まで大崩落していったのです。

NFTのレンディングでは、借り手はそれを何に利用するのでしょうか?

【ChatGPTの回答 】

NFTの借り手は、レンディング期間中に借りたNFTをさまざまな方法で利用することができます。具体的な利用方法は、NFTの種類やプラットフォームのルールによって異なる場合がありますが、以下に一般的な利用方法の例をいくつか挙げます。

デジタルアートの展示: NFTがデジタルアート作品である場合、借り手はその作品をオンラインギャラリーや仮想現実空間などで展示することができます。他のユーザーは展示されたNFTを鑑賞したり、所有権をトークンとして購入することができます。

ゲーム内アイテムの使用: NFTがゲーム内アイテムである場合、借り手はそのアイテムをゲーム内で使用することができます。たとえば、キャラクタースキン、武器、アクセサリーなどのNFTを借りて、ゲーム内で装備することができます。

コレクションの展示: NFTがコレクターアイテムである場合、借り手はそのNFTを所有していることを示すために、ソーシャルメディアプロフィールやウェブサイトで展示することができます。他の人々に自分のコレクションを見せることができます。

関連サービスの利用: NFTが特定のサービスや特典の証明として機能している場合、借り手はそのサービスや特典を受けることができます。例えば、NFTがコンサートチケットの場合、借り手はそのチケットを使ってコンサートに参加することができます。

これらは一般的な例であり、実際の利用方法はNFTの種類やプラットフォームのルールによって異なります。NFTレンディングプラットフォームを利用する場合は、具体的なNFTの利用方法や制限事項について、プラットフォームのガイドラインや利用規約を確認することが重要です。

考察

つまり、NFTがレンディングに使用されるケースは、そのNFT自体に何らかの収益機能がある場合に限られます。
FARM(Metafarm)に、いったいどのような収益機能があるというのでしょうか。

しかし、何の収益機能も無くてもその金利は自前の通貨であるGUSDで支払われますから、GUSDの発行量を際限無く増やしていくことによって可能です。
しかし、それをやればインフレ通貨となり価格の暴落を招きます。

そして、私たちはまずUSDTでGUSDを購入しなければFARMを手に入れることができないので、運営は確実に利益を出すことが出来ます。

ここまで考察すれば、もうお判りでしょう。
運営が自前のトークンを販売して儲けて、最終的にホルダーが財産を失う仕組みとしか考えられません。
投資家はレンディングサービスの対象となるトークン(NXD,GUSD)をUSDTで買わされて、手元に残ったトークンは無価値になっていくのです。

騙されてはいけません。

(2023.7.10)






NXD DAOについての考察

GUSDについての考察

NXD投資詐欺事件の概要

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